緑内障の診療|西東京・東伏見駅徒歩3分|東伏見眼科

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緑内障

緑内障の診療|西東京・東伏見駅徒歩3分|東伏見眼科

緑内障とは

緑内障は、視覚情報を脳に伝えている視神経に障害が発生する進行性の病気です。視野(見える範囲)に見えない部分ができ、その範囲がゆっくり広がって行くにつれ、視野が徐々に狭くなっていきます。欠損範囲が少ない初期から中期では、もう片方の眼で欠損部分をうまく補完して見てしまうため、異常に気づきにくく、かなり進行してからはじめて自覚症状として気づくことが少なくありません。

緑内障は、白内障と並んで中高年の代表的な眼の病気で、日本人の失明原因の上位の病気でもあります。

緑内障による見え方の変化(初期・中期・後期の視野の進行)

緑内障による見え方の変化(初期→中期→後期)

緑内障の原因と仕組み

眼の中には、血液の代わりに栄養などを補給する「房水(ぼうすい)」という液体が循環しています。房水は毛様体(もうようたい)という組織で産生され、虹彩の裏を通過して前房に至り、フィルターにあたる隅角(ぐうかく)・線維柱帯(せんいちゅうたい)を経て、出口となるシュレム管から排出されます。

この房水の循環によって眼内に発生する一定の圧力を「眼圧」といい、これにより眼球の形状が保たれています。しかし、房水の排出に異常が生じ、循環が妨げられると、眼圧が上昇します。これにより視神経乳頭(ししんけいにゅうとう)が圧迫され、徐々に視神経が障害を受け、視野が狭くなっていきます。視神経乳頭のへこみ部分である「陥凹(かんおう)」が大きいと、緑内障の可能性があるといわれています。

緑内障の特徴

比較項目 健康な眼 緑内障の眼
視神経の状態 健康 徐々に傷ついていく
視野 広く見える 徐々に欠けていく
自覚症状 通常通り 初期はほとんど自覚なし
進行のしかた 進行なし ゆっくり進行(数年単位)
治療 不要 進行を抑える治療が必要

重要なポイント

一度傷ついた視神経は、現在の医療では元に戻すことができません。そのため、緑内障の治療は「これ以上の進行を抑える」ことが目的となります。早期発見と継続的な治療が、視野を守るために最も大切です。

緑内障の種類・特徴

緑内障にはいくつかの種類があり、それぞれ進行のしかたや治療法が異なります。当院ではまず検査によってタイプを見極め、患者さまに合った治療をご提案いたします。

正常眼圧緑内障

日本でもっとも多い緑内障のタイプです。眼圧は正常範囲内にもかかわらず、視神経が傷ついていくタイプです。日本では緑内障の半数以上がこのタイプといわれており、眼圧検査だけでは見落とされる可能性があります。

原発開放隅角緑内障

眼内の水(房水)の排出口(隅角)は開いているものの、排出機能が低下することで眼圧が上がり、視神経が傷つきます。ゆっくり進行するため、自覚症状が出にくいのが特徴です。

原発閉塞隅角緑内障

隅角が狭くなり、房水の流れがふさがれて急激に眼圧が上がるタイプです。急性発作の場合、急な眼痛・頭痛・吐き気を伴い、緊急の対応が必要となります。

続発緑内障

糖尿病、ぶどう膜炎、ステロイドの使用、眼の外傷など、他の病気や治療がきっかけで起こる緑内障です。

緑内障の分類(開放隅角緑内障・閉塞隅角緑内障の違い)

こんな症状にご注意

緑内障は、初期にはほとんど自覚症状がありません。以下のような症状がある場合は、一度検査をおすすめします。

視野の一部が欠ける・かすむ

視野の中で、一部分が見えにくい・薄く見える領域があります。進行すると、見える範囲が徐々に狭くなっていきます。

見える範囲(視野)が狭くなる

視野が狭くなり、徐々に進行するのでなかなか気づきにくい変化です。

40歳以上で家族に緑内障の方がいる

緑内障は遺伝的な要因も関係するため、ご家族に緑内障の方がいる場合は40歳以降の定期的な眼科検診をおすすめします。

健康診断で「視神経乳頭陥凹拡大」を指摘された

健診で視神経の形に異常を指摘された方は、緑内障の精密検査が必要です。

急性発作の場合:急な眼痛・頭痛・吐き気

急性閉塞隅角緑内障の発作の可能性があります。眼の痛み・かすみ、頭痛、吐き気などの激しい症状が突然現れた場合は、ただちに眼科を受診してください。

※緑内障は自覚症状が出にくい病気のため、40歳を過ぎたら定期的な眼科検診を受けることが、もっとも確実な早期発見の方法です。

なぜ早期発見が重要か

緑内障は、早期発見と継続治療が視野を守るために重要です。

理由1:一度傷ついた視神経は元に戻りません

現在の医療では、傷ついた視神経を回復させることはできません。緑内障の治療は「これ以上の進行を抑える」ことが目的です。早期に発見すれば、進行を抑えて、視野を保ち続けることが可能です。

理由2:自覚症状が出る頃には進行している場合があります

緑内障は、初期から中期までほとんど自覚症状がありません。気づいた時にはすでに視野が大きく欠けている例もあります。自覚症状が出る前に発見できれば、治療の選択肢が広がります。

理由3:適切な治療で進行を抑えることができます

点眼薬や手術により眼圧を下げることで、視神経のダメージの進行を抑えることができます。継続的な治療と定期的な検査によって、視野を守りながら生活を続けることが可能です。

当院の治療方針

当院では、緑内障の診療にあたって以下の方針を大切にしております。

お約束1:エビデンスに基づいた診療をご提供します

緑内障の治療は、科学的根拠に基づいたガイドラインに沿って進めます。当院では患者さまにご自身の病状を分かりやすくお伝えし、ご納得いただいたうえで治療方針を決定いたします。

お約束2:継続的な経過観察を重視します

緑内障は、長く付き合っていく病気です。点眼治療や検査を継続することで、視野を守ることが可能になります。当院では患者さまが治療を継続しやすいよう、分かりやすい説明と適切な通院間隔のご提案を心がけております。

お約束3:適切な施設へのご紹介体制

緑内障の進行や重症度によっては、より専門的な手術や入院対応が必要な場合があります。当院で対応が難しいと判断したケースは、速やかに大学病院などの適切な施設へご紹介いたします。

当院の緑内障診療

緑内障の治療の基本は進行を阻止することです。狭くなった視野を元に戻したり、緑内障自体を治したりするものではなく、緑内障が悪化しないと予想される値まで眼圧を下げ、視力や視野を維持し、生涯困らないようにすることが目標となります。

治療法には薬物療法、レーザー療法、手術療法の3つがあり、いずれも眼圧を下げることを目的に行います。どの治療法を選択するかは、緑内障の種類や進行度合いなどによって判断されます。

精密検査・診断

視野検査、眼圧検査、眼底検査、光干渉断層計(OCT)などを用いて、緑内障の有無や進行度を正確に診断いたします。緑内障のタイプを見極めることで、適切な治療方針をご提案いたします。

点眼治療(薬物療法)

緑内障の治療の中心は、眼圧を下げる点眼薬による治療です。一人ひとりの病状に応じて適切な点眼薬をお選びし、効果と副作用を確認しながら継続いたします。

経過観察・定期検査

緑内障は長期的な視点での管理が大切です。当院では適切な間隔での定期検査により、視野や眼圧の変化を継続的に確認いたします。

現状で対応していない治療

当院では、現在以下の治療は行っておりません。

  • 緑内障単独の観血的手術(線維柱帯切除術など)

これらの治療が必要と判断した場合には、大学病院などの適切な医療機関へご紹介いたします。

白内障と緑内障の同時手術

当院では、白内障と緑内障を併発されている方には、iStentによる同時手術にも対応可能です。眼の中の房水の排出口である線維柱帯に、下の図にあるような非常に小さな器具(iStent)を挿入することで、房水流出の改善ならびに眼圧を低下させる手術です。詳しくは医師にご相談ください。

iStentによる緑内障同時手術のイメージ(房水の排出を促す眼内ドレーン)

受診・治療の流れ

緑内障の診療は、検査から始まり、診断、治療、継続的な経過観察と続きます。

Step 1:ご予約

WEB予約「その他」枠、または視野検査をご希望の方は「視野検査」枠、もしくはお電話(042-469-3133)よりご予約ください。当日のご予約も承っております。

Step 2:初診・検査

視野検査、眼圧検査、眼底検査、OCTなどの精密検査を実施いたします。緑内障のタイプや進行度を診断します。

Step 3:診断・治療方針のご相談

検査結果をふまえて、現在の状態と治療方針をご説明いたします。ご質問やご希望をお伺いし、最適な治療方法をご提案します。

Step 4:治療開始

点眼治療を中心とした継続治療を開始します。iStent同時手術についても、適応によりご相談いただけます。

Step 5:継続的な経過観察

緑内障は継続的な観察が大切です。一人ひとりの病状に応じた間隔で、定期的に検査と診察を受けていただきます。

院長紹介・監修者情報

東伏見眼科 院長 新井 英介(あらい えいすけ)

東伏見眼科 院長 新井英介

2007年に札幌医科大学医学部を卒業後、順天堂大学医学部附属順天堂医院の眼科にて臨床経験を積みました。2011年より順天堂大学大学院に進学し、東京大学医科学研究所で網膜の研究に従事。2014年から2年間、米国オハイオ州ケースウエスタンリザーブ大学にてPostdoctoral Research Fellow(博士研究員)として研究活動を行いました。2015年に医学博士の学位を取得。順天堂大学医学部順天堂医院 眼科助教として加齢黄斑変性専門外来を担当。杏林大学医学部附属病院の黄斑フェローシップ修了後、横浜鶴ヶ峰病院 眼科 科長、聖路加国際病院、東京都立東部地域病院 眼科 医長を歴任。2023年7月、東伏見眼科の院長に就任いたしました。白内障手術、白内障と緑内障の同時手術(iStent認定医)、加齢黄斑変性などへの硝子体注射を専門としております。

資格

院長のiStent認定医証(グラウコス社 認定証)

iStent認定医証(グラウコス社)

  • 日本眼科学会専門医
  • 医学博士
  • iStent認定医
  • PDT認定医
  • 難病指定医
  • 身体障害者指定医
  • 日本遺伝子診療学会 遺伝子技術講習会修了
  • ICLSコース修了
  • 屈折矯正手術講習会受講修了

所属学会

日本眼科学会、日本網膜硝子体学会、東京都眼科医会、日本医師会

※詳細な経歴・業績は医師紹介ページをご覧ください。

監修者情報

監修者 新井 英介(あらい えいすけ)
役職 東伏見眼科 院長
資格 日本眼科学会専門医/医学博士/iStent認定医/PDT認定医/難病指定医/身体障害者指定医
所属学会 日本眼科学会/日本網膜硝子体学会/東京都眼科医会/日本医師会
監修日 2026年6月16日
最終更新日 2026年6月16日
編集方針 本ページは、医学的エビデンスと院長の診療経験に基づき作成しております。医療広告ガイドラインを遵守し、誇大表現や患者体験談の引用は行いません。内容に誤りや更新の必要がある場合は、随時改訂いたします。

よくあるご質問 / アクセス・ご予約

Q1. 緑内障は治りますか?
現在の医療では、傷ついた視神経を元に戻すことはできません。そのため、緑内障の治療は「これ以上の進行を抑える」ことが目的になります。早期に発見して継続的に治療することで、視野を守りながら生活を続けることが可能です。
Q2. 自覚症状がないのですが、検査は必要ですか?
緑内障は初期にほとんど自覚症状が出ないため、40歳以降は定期的な眼科検診を受けることをおすすめします。特にご家族に緑内障の方がいる場合や、健診で異常を指摘された方は早めの精密検査が大切です。
Q3. 点眼薬はずっと続ける必要がありますか?
緑内障の治療は、長期にわたって継続することが基本です。点眼を中止すると眼圧が再び上昇し、視野の悪化につながる可能性があります。医師の指示に従って継続することが大切です。
Q4. 緑内障の手術はどのようなものがありますか?
当院では、iStentを用いた白内障手術と同時にできる緑内障手術に対応しております。他の緑内障の観血的手術が必要なケースについては、大学病院などの適切な施設へご紹介いたします。
Q5. 白内障と緑内障の同時手術はできますか?
iStent認定医による同時手術に対応しております。詳しくは医師にご相談ください。
Q6. 視野検査はどのくらいの頻度で必要ですか?
緑内障の進行具合や治療の状況により異なりますが、一般的には半年〜1年に1回程度の視野検査をお受けいただきます。
Q7. 健診で「視神経乳頭陥凹拡大」と言われました
視神経乳頭陥凹(ししんけいにゅうとうかんおう)は、緑内障の可能性を示唆する所見です。精密検査により緑内障の有無を確認することをおすすめします。
Q8. 緑内障の検査では何をしますか?
当院では、視野検査、眼圧検査、眼底検査、光干渉断層計(OCT)などの精密検査を行い、緑内障の有無や進行度を診断いたします。
Q9. 予約はどうすればよいですか?
まずは検査が必要ですので、WEB予約の「その他」枠、視野検査をご希望の方は「視野検査」枠、またはお電話でご予約ください。当日のご予約も承っております。

医院情報

医院名 東伏見眼科
住所 〒202-0014 東京都西東京市富士町4-4-15 1階
電話番号 042-469-3133
最寄駅 西武新宿線「東伏見駅」北口より徒歩3分
目印 ファミリーマート東伏見駅前店の向かい
駐車場 2台(駐輪場あり)
受付 平日は夜18時まで受付(仕事帰りの方も受診可能)

診療時間

 
9:30-12:30
14:30-18:00

▲…手術のため完全予約制(火曜午後)
■…土曜は10:00〜13:00まで

通院圏のご案内

西武新宿線沿線(上井草・武蔵関・東伏見・西武柳沢・田無・ひばりヶ丘)からアクセス良好です。西東京市、練馬区西部、武蔵野市北部、東久留米市の方々にもご来院いただいております。

ご予約方法

お電話でのご予約
042-469-3133(受付時間:診療時間内)

WEBでのご予約
当院の予約システムから、「その他」枠、視野検査をご希望の方は「視野検査」枠をお選びのうえご予約ください。

※当日のご予約も承っております。