一般眼科|東伏見眼科|東伏見駅徒歩3分|日帰り白内障手術

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一般眼科

一般眼科|東伏見眼科|東伏見駅徒歩3分|日帰り白内障手術

眼科について

眼科について

眼科は、目と目の周囲に関する病気を全般的にみる診療科で、乳幼児からご高齢の方まで幅広く診療します。情報の視覚化が進む現代では、“ものをしっかり見る”ことは、日常生活においてきわめて重要です。一方、パソコンやスマートフォンの急速な普及に伴い、目に対するストレスも非常に大きくなっています。子どもの近視は増加傾向にあり、大人も目の酷使によって眼精疲労や不調を訴える方が増えています。また、高齢化社会において、より高い生活の質(QOL)を維持するためにも目の健康は重要です。
目に異常や違和感があったり、日常生活でお悩みがあれば、何でもお気軽にご相談ください。

眼科でよくみられる症状・相談

このような眼の症状がある方はご相談ください

  • 視力が落ちた
  • 痛みがある
  • 疲れる
  • 乾きやすい
  • かゆみがある
  • 赤い
  • 涙がとまらない(涙目)
  • 目やにが出る
  • ものが歪んで見える
  • ものが二重に見える
  • 見えない部分がある
  • 蚊のようなものが見える
  • まぶたに腫れがある
  • 健康診断などで指摘された
  • 眼鏡・コンタクトレンズを作りたい

眼科の対象となる主な疾患

屈折異常(近視 遠視 乱視)

目は光学的なパーツで構成されています。前方にある角膜と水晶体はレンズの役割を果たし、後方にある光を感知する神経の膜(網膜)に焦点を合わせることで、ものが見えます。この焦点が網膜の前方にずれた目を近視眼といい、後方にずれた目を遠視眼と呼びます。どちらも焦点が網膜に合わなくなるため、像がぼけて見えるようになります。
近視眼は遠くを見るときは像がぼけて見え、近くを見るときは眼鏡なしでもはっきり見ることができます。遺伝や長時間の近方作業(読書、勉強、ゲーム)などが原因として挙げられます。凹レンズで矯正します。遠視眼は、遠くのものも、近くのものもはっきりと見ることができません。近視と同様、遺伝的な要因が関係していると考えられています。凸レンズで矯正します。乱視の主な原因は角膜や水晶体の歪みです。焦点が1か所に集まらなくなり、ものがぼけて見えます。補正レンズ(円柱レンズ)で矯正します。

老視(老眼)

新聞など手元の文字が見にくい、ぼやけるといった自覚症状がある場合、最も頻度が高いのが老視(老眼)です。40歳以降から自覚することが多く、眼の調節機能が低下して近くのものにピントが合わなくなります。治療は眼鏡やコンタクトレンズで矯正します。
若い年代の方でも、スマートフォンやタブレットなどを長時間見続けることで、老視のような症状が起こることがあります。この場合、一時的な症状であり、ものを見るときの適切な距離と時間を保つことで予防することができます。

眼鏡・コンタクト処方

適切なメガネやコンタクトレンズを使用しないと眼精疲労やドライアイにつながります。また、コンタクトレンズは目にとっては異物ですから、適切なコンタクトレンズを装用し、正しいケアを行わないと障害が起こりやすくなります。
コンタクトレンズを使用している方は、トラブルが起こった場合(結膜炎および角膜炎などがコンタクトレンズ装用中止となる)は、コンタクトレンズを外して、できるだけ早く受診してください。

白内障

目のレンズの役割を持つ水晶体が濁る病気です。水晶体が加齢などによって濁り始めると、水晶体で光が散乱するため、かすんだり、ものが二重に見えたり、まぶしく見えるなどの症状が現れます。進行すると視力が低下し、眼鏡でも矯正ができなくなります。すぐに失明するような緊急を要する疾患ではないものの、一度濁った水晶体は元に戻すことができません。進行した白内障に対しては、濁った水晶体を手術で取り除き、眼内レンズを挿入する方法が一般的に行われます。
眼内レンズには、1か所だけに焦点が合う単焦点眼内レンズと2か所以上に焦点が合う多焦点眼内レンズがあります。術後の見え方を事前に十分検討して選択することが大切です。

緑内障

緑内障は中高年以降に多く発症する疾患で、見えない部分ができ、見える範囲(視野)が狭くなるという症状が最も一般的です。病気の進行は緩やかで、初期に視野障害があっても自覚しないことがほとんどで、他の病気で眼科を受診された際に偶然見つかることが少なくありません。眼圧が高いことや、視神経自体の脆弱さが発症に関わっていると考えられています。緑内障によって一度障害された視神経は、復活させることができないため、進行させないことが治療の目的になります。現状、眼圧を下げる治療法が最も有効とされています。緑内障は代表的な失明原因の一つです。

糖尿病網膜症

糖尿病の3大合併症の一つとして知られており、日本の失明原因の上位を占めています。網膜とは眼底にある薄い神経の膜であり、ものを見るために重要な役割を果たしています。糖尿病で血糖値が高い状態が長く続くと、網膜の細小血管は徐々に損傷を受け、つまったり変形したりして障害を受けます。糖尿病網膜症はかなり進行するまで自覚症状がないという特徴がありますが、糖尿病治療(食事療法、運動療法、薬物療法など)と定期的な眼科の通院で発症や進行を抑制できるといわれています。しかし、治療をせずに放置が続けば、失明する可能性もあります。糖尿病そのものを含め、早期発見・早期治療がとても重要です。糖尿病黄斑浮腫になり視力が低下してきた場合は、硝子体注射が必要になります。

網膜静脈閉塞症

高血圧や加齢によって起きる動脈硬化などにより、網膜の静脈が圧迫され閉塞する病気です。眼底出血を引き起こし、黄斑に浮腫をきたします。眼底出血したところが見えにくくなり、ゆがみや視力低下を起こします。硝子体内に薬剤を注射する抗VEGF療法(硝子体注射)やレーザー光凝固術で治療します。

加齢黄斑変性

網膜の下の層の脈絡膜から、異常な血管(新生血管)が発生して、網膜の中心にある直径1.5~2mm程度の黄斑部が障害される病気です。症状としては視力低下、変視症(中心部がゆがんで見えるが、周辺部は正しく見える)、中心暗点(真ん中が見えなくなる)などがあります。
新生血管の発生にはVEGFという物質が関係していると考えられており、VEGFを阻害することにより新生血管を退縮させることで治療します。定期的に診察をして、新生血管の活動性がみられれば、その都度VEGF阻害薬を目の中(硝子体)に注射する方法や、病気の活動性に応じて注射の間隔を調整しながら定期的に注射する方法など硝子体注射を行うことより、長期的な治療の継続が必要です。

飛蚊症

蚊や糸くずのようなものが浮遊して見える症状のことで、原因には治療を必要としない加齢性の変化や早急な治療を要する重大な疾患までいくつかの可能性が考えられます。見え方からは原因を特定することはできませんので、飛蚊症が生じたらまずは眼科での精査をお勧めします。

ドライアイ

症状は目の乾きだけでなく、目がかすむ、まぶしい、疲れる、痛い、ゴロゴロする、赤い、涙が出る、目やにが出るなど様々です。危険因子としては、加齢による涙の量や性質の低下、長時間画面を見る、生活環境(低湿度、エアコン下、送風)、コンタクトレンズ装用、喫煙などがあります。また、涙腺が免疫の作用で傷ついてしまうシェーグレン症候群や、関節リウマチなどの膠原病なども危険因子となることがあります。軽度であれば、市販の目薬でも改善しますが、眼科の治療では、涙の不足成分を補ったり、目の炎症を抑えたりする目薬や、涙点に栓(涙点プラグ)をして涙をためる治療などで改善を目指します。

眼精疲労

眼を使う作業を続けることで、目の痛み、かすみ目、充血などの症状や、頭痛、肩こり、吐き気などの全身症状が現れ、十分な休息や睡眠をとっても回復しない状態を指します。緑内障や白内障、ドライアイなどでも出現することがありますが、最近は、パソコンやスマートフォンなどを使用する機会が増えているため、これが原因となる眼精疲労が増えています。原因が特定できればそれを排除することが必要です。眼鏡が合わない場合は作り直し、目の病気が発見されれば治療します。パソコン、スマートフォンを使用することが多い場合、適度な休息を挟みましょう。ビタミン剤配合の点眼薬や内服薬が有効なこともあります。

ものもらい(麦粒腫)

原因は細菌感染です。まぶたには涙や汗の分泌腺や毛穴がありますが、その小さな孔から細菌が感染して症状を引き起こします。部位によって外麦粒腫と内麦粒腫に分けられます。症状は、まぶたの一部が赤く腫れ、軽度の痛みやかゆみを伴います。炎症が強くなると、赤み、腫れ、痛みも強くなります。化膿が進行すると腫れた部分から破れ、膿(うみ)が出ますが、この膿が出てしまえば症状は回復に向かいます。治療は抗生物質の点眼や内服を行います。化膿が進んだ場合、切開し膿を除去することもあります。日頃から汚れた手で目をこすったりしないよう注意することが大切です。

アレルギー性結膜炎

目に起きる様々なアレルギー疾患の総称です。花粉やハウスダストなどアレルギーの原因があり、結膜の炎症とかゆみ、目の異物感(ゴロゴロする)、目やに、涙が出るなど自覚症状がある場合に診断されます。花粉によって引き起こされるものを花粉性結膜炎といい、その代表がスギ花粉性結膜炎です。季節により花粉の種類は異なり、春ではスギやヒノキ、初夏ではカモガヤやオオアワガエリ、秋ではブタクサやヨモギが代表的です。また、鼻炎症状が合併する方も多くみられます。通年性アレルギー性結膜炎は季節や気候の変化によって、良くなったり悪くなったりします。ダニやハウスダストが原因であることが多く、1年を通じて自覚症状があるものをいいます。アトピー性角結膜炎は、アトピー性皮膚炎により顔面やまぶたに皮膚症状があり、結膜炎は通年性で、慢性的なかゆみや目やにが伴います。
アレルギー以外にも細菌やウイルスなど、感染が原因の感染性結膜炎やドライアイなどによっても目のかゆみを生じることがあります。症状が続く場合は我慢せずにお気軽にご相談ください。

眼瞼けいれん

まぶたがピクピクとけいれんしている状態です。通常は片眼であり、睡眠不足や肉体的精神的疲労、ストレスなどによって起きると考えられています。自然に軽快することが多く、休息や睡眠により改善します。一方、眼輪筋に何らかの異常が起こり、自分の意思と関係なくまばたきの制御に異常をきたす状態を眼瞼けいれんといいます。こうした運動障害に加え、目の周辺の不快、痛み、まぶしい、目が乾く、ゴロゴロするなどの症状も現れることがあります。多くの場合、原因が不明です。安定剤、睡眠導入薬、抗精神病薬の服用や化学物質への曝露が原因となっている場合は、できる限りこれらの要因を除くことが大切です。根治的に治す方法はありませんが、最も用いられている対症治療として、眼周囲の皮膚にボツリヌス毒素製剤(ボトックス)を注射する方法があります。当院でボトックス注射を受けることが可能です。

小児眼科

小児眼科は小児や子どもの眼疾患を専門とする診療科です。目は8歳くらいまでには成人同様の視力になるといわれていますが、それまでに何かしらのトラブルが生じて成長が阻害されると、のちのち様々な影響が出ることが考えられます。小児期は心身ともに成長発達が旺盛で、とくに視機能の発達においては大変重要な時期といえますが、小児は大人のように十分検査ができないこともあり、病気の発見や治療が遅れるケースもあります。また、幼いお子様は、目がよく見えていなくても、それがあたりまえの状態で困らないため気づきません。
小児眼科で多く見られる疾患には、近視、遠視、乱視などの屈折異常や弱視、斜視などの眼位異常があります。これらの疾患で最も重要なことは、早期発見、早期治療であり、治療開始が早ければ早いほど、最終的に良好な治療結果が期待できます。3歳児、就学前、学校健診で異常を指摘されたら放置しないことが重要です。