近視進行抑制|東伏見眼科|東伏見駅徒歩3分|日帰り白内障手術

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近視進行抑制

近視進行抑制|東伏見眼科|東伏見駅徒歩3分|日帰り白内障手術

近視進行抑制

眼の長さ(眼軸長)の伸びを抑えることで、ある程度近視の進行を予防することが可能です。近視の進行予防として効果があるものとしては、低濃度アトロピン点眼薬(リジュセアミニ®)による治療があります。学校健診などで視力の低下が指摘され、ご心配な方はご相談ください。

近視とは

近視とは、網膜の前にピントが合っている目の状態です。
近視は、ある程度強くても、ピントが合うところがあるので、弱視になることはほとんどありません。目の中には、厚みを変えることができる水晶体というレンズが入っていて、近くのものを見るときに、その厚みを調節する筋肉をよく使います。

近視の原因

ゲームやマンガ、テレビを長時間、至近距離で見続けていると、近くを見るために常に筋肉を使っている状態になり、そのまま使い続けると近視になってしまいます。

当院での近視抑制治療

低濃度アトロピン点眼薬

リジュセアミニ®

リジュセアミニ®は、近視の進行抑制を効能・効果としていて、参天製薬とシンガポールアイリサーチインスティテュート(眼科領域および視力研究を目的としたシンガポールの国立研究所)により共同開発された低濃度アトロピン点眼薬です。今まで子どもの近視の進行を抑制する点眼として、マイオピン®0.01%と0.025%が国内では流通していましたが、参天製薬が開発したリジュセアミニ®はアトロピン濃度が高い0.025%を採用しています。
3年間の使用で近視の進行を軽減させるデータが参天製薬の臨床試験からわかっていて、5歳から15歳くらいまで長期の使用が想定されます。点眼薬に入っている防腐剤は短期なら問題になりませんが、何年にもわたる長期使用の場合は角膜に影響を及ぼす可能性があり、このリスクを考慮してリジュセアミニ®は防腐剤フリーになっているのが優れた特徴です。
低濃度アトロピン点眼薬の副作用は、アトロピンの散瞳効果と調節麻痺効果によるしまぶしさ(羞明)と手元のぼやけがありますので、必ず就寝前に点眼するようにしてください。しかし、濃度が低いため程度は軽く、長時間続かないため、寝る前に使用すれば日中への影響はほとんどありません。

初回診察は保険診療ですが、リジュセアミニ®の処方や定期検査は保険適応外の自費診療となります。

低濃度アトロピン点眼薬の特徴

  • 近視の進行を平均60%軽減させると言われております。
  • 日中のまぶしさや手元を見る作業に影響を与えないと言われております。
  • 毎日一滴点眼するだけの、非常に簡単な治療法です。
  • 目薬は1回分ずつ容器にパッケージされ使い捨てになっていて、1箱1ヵ月分です。

治療の対象となる方

  • 軽度(-1D)から中等度(-5D)の近視がある方
  • 6~18才の方
  • 3か月ごとの定期通院が可能な方

治療の流れ

  1. 初回は保険診療でお子様に近視があるかを確認します。
  2. 後日、近視の進行を抑えるご希望があれば、リジュセアミニ®を1本だけ処方します。
  3. 使用状況を確認するため、1か月後に再診していただきます。
  4. 1か月後の再診で問題なければ、その後は3か月ごとの定期検診となります。

費用(税込)

リジュセアミニ®
(1回使い切りタイプの点眼)
4,500円(税込)
【30本/1ヵ月分】
視力検査・診察代 2,200円(税込)
調節麻痺剤使用後の屈折検査代 550円(税込)
眼軸長検査代 1,100円(税込)